Dr.換気くん
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シックハウス対策の為に、
住宅の換気設備マニュアル

換気製品(防音、防塵、防火、角型,丸型)、ダンパー防火、防煙)、シックハウス対策品(24時間換気製品)ステンレス、アルミ、樹脂製品など換気に関する、製品を広くラインナップしております。
「人々の健康な暮しを守る」それがアイエムの願いです。

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シックハウス対策の為に、住宅の換気設備マニュアル
シックハウス症候郡を防止する対策としては、化学物質の放散量の少ない建材、家具、接着剤などを使用すると共に、換気により室内の化学物質を低減させることが効果的です。
このため、建築基準法が平成14年に改正され、平成15年7月1日から施行されることになりました。
1.ホルムアルデヒド対策のポイントの整理
対策1 内装仕上げの制限  
対策2 換気設備の設置の義務付け 
対策3 天井裏などの制限(化学物質の放散量の少ない建材の使用または、換気設備の設置)
2.クロルピリホスの使用の禁止

このうち、換気設備の設置義務図付けについては、居室のある建築物を対象として適用されますが、特に住宅に付いては、これまで、我々のように導入している、業者や設計者が少なかったために、どのように換気設備を設計したらよいかわからない不安な方も多いと思います。このマニュアルは、どのように換気設備を設計したらよいかを解説したものです。

排気型換気システム
群を抜く低騒音・低振動型のファンモーターを採用。軽量換気のスタンダードシステム。
換気設備の設計施工

換気設備設計の流れ
1.
換気経路の設定
2.全般換気対象範囲の確定
3.扉の通気措置の検討
4.換気方式の選定(第一種換気、第2種換気、第3種換気
5.ダクト利用の有無
6.熱交換システムの利用の有無

換気設備の設計は、換気経路を設定し、必要な換気量を算出します。必要換気量が確保されるように、設計した換気設備の圧力損失を考慮して、ファンの選定を行います。ダクトを利用する場合は、建築計画との調整が必要になります。

1.換気経路の設定
空気の流れと給気口、排気口の位置
住宅全体及び各部屋の換気を計画するには、まず住宅の中で給気から排気にいたる空気の流れ(換気経路)を考える必要があります。空気の流れが短絡しないように給気口、排気口の位置を離します。

2.換気経路にある扉などの通気の確保
換気経路にある扉、ドア等たとえば、居室の排気をトイレからまとめて排気するため、空気を居室→廊下→トイレと流そうとする場合、その間にある扉、ドア等には、通気の確保が必要になります。換気経路となるこの扉、ドアには、有効換気面積で100平方cmの開口が必要とされます。通常の開き戸には、扉の周囲に隙間があるので、高さ、1cm程度のアンダーカット、トップカットやアイエム製換気ガラリを設つけることよって必要な換気量の確保ができます。
一般的に、隙間の多い折れ戸や引き戸など比較的隙間の多い建具はそのまま換気経路として有効です。

3.必要換気量の算定
必要な換気量は次の式で計算されます。
必要換気量(立方メートル/h)=換気回数(回/h)X居室の床面積’(u)X居室の天井の高さ(m)
換気設備による換気回数は、「0.5回/h以上0.7回/h未満」と「0.7回/h以上」のいずれかを選択できますが、必要換気量の計算には、それぞれ0.5回/h、0.7回/を使います。
換気回数が0.5回/h、0.7回/hの場合の、6畳の必要換気量計算例を示します。

必要換気量計算例1.
6畳(約10u、天井高2.4m)の場合の必要換気量の計算例
0.5回/hの場合:0.5x10x2.4=12M3/h
0.7回/hの場合:0.7X10X2.4=17M3/h

また、居室が換気経路となっている廊下等と隣接する場合は、居室の床面積は、「居室の床面積+廊下等の床面積」
としなければなりません。
住宅全体に
給気や排気のダクトを廻して、まとめて給気や排気をする場合は、ここの室毎に必要換気量を計算したものを合計して住宅全体の必要換気量とし、それに見合った換気設備を選択しなければなりません。

熱交換型換気システム
熱交換機搭載の省エネ・省スペースタイプ。バランス型軽量換気システム。

4.ダクトルートの設定
ダクト内では空気の流れを妨げるような抵抗が発生し、圧力損失が生じます。また、給排気口、分岐、曲がりなどは、大きな抵抗が発生します。
各系統のダクトは、長さ、曲がりなどをそろえて、分岐を行う場合も、できるだけ機器本体に近い位置で分岐を行うことなどにより、風量バランスをとります。ダクトの口径については、施工性や天井裏での配管に有利なように直径が100mm〜50mmと小口径化しております。圧力損失を少なく少なくする為、ダクトの総長を短くする、曲がり数を減らすなどの配慮が必要です。
吸込口を湿気や油煙の多い場所へ設置すると、フィルターや熱交換素子がつまり、能力を十分発揮することができなくなるので、このようなところへの設置は避ける必要があります。
やむを得ず設置する場合は、フィルター、熱交換素子の清掃及び交換頻度を多くする必要があります。
5.建築計画との調整
給気ファン、排気ファン、熱交換器などは、天井裏などに設置します。機器gは、振動発生を防止するため支持材により固定することが必要になります。また、ファンの設置場所は、ファンから発生する騒音を考慮し、廊下や洗面所の天井裏などに設置するなどの配慮が必要です。
ダクトはルートに沿って天井裏にスペースの確保が必要です。
収まりの関係で、ダクトが変形したり、急な曲がりがあると所定の風量が出なくなりますので収まりが悪い場合は、建築計画との調整が必要となります。また、ダクトは、結露防止等のため断熱材で覆うことがあります、その寸法を見込む必要があります。

大型熱交換型換気システム
軽量換気の本格的な別置タイプ。中規模以上住宅向け換気システム。

6.ファンの選定
ファンの選定は、設計した換気設備の圧力損失と必要換気量の両方を考慮して選定します。

1.ダクトを利用する場合
 ファンが空気を送る圧力である「静圧」Pと、ファンが送る空気の量である「風量」Qの関係をグラフにしたものがP-Q線 図を利用しファンを選定することができます。
 なお、換気設備メーカーのカタログ、技術資料には、各種ファンの機種毎のP-Q線図が記載されています。

2. ダクトを利用しない場合
 給気又は排気口の圧力損失を考えて必要換気量が得られるファンを選定します。
 実際に圧力損失を計算するためには、専門知識が必要です。不明な点があればあいまいなままにしないで、換気メーカーに、お問い合わせ、確実な性能が確保できるようにしましょう。また換気設備メーカーのカタログには、換気設備(ダクトも含む)が適応できる建築物の面積の目安が示されています。

3.ファンの選定例
 別途計算によって決めた必要換気量A(69.4M3/h)、圧力損失(117Pa)のファンの設定例です。
 下図はファンの機種が3種類(B、A、@)の順でファンの能力が高い)あると仮定した場合のP-Q線図です。
 必要換気量Aから立ち上げた垂線と、圧力損失B)からの水平線の交点Cが、必要なファンの能力となります。
  この図では、交点Cが、機種@より上にあるため、機種@は選定できません。機種A又は機種Bを選ぶこと
  ができますが、あまり能力が高すぎても冬期に冷たい外気が多く入ってくるなどの問題が生じることがありますの
  で、機種Aを選ぶのが最適です。

 メーカーのP-Q線図は、縦軸が「静圧」となっています。
 静圧の縦軸に「圧力損失(117Pa)」Bを入れてください。  

 ファン能力(機種@〜B)をあらわすP-Q線図
 
  給気ファン、排気ファンの能力は、1時間に動かされる空気の量(風量)で表されます。(例えば120M3/hなど)
 ファンによって空気に圧力を加えることにより空気を動かすことが可能となります。
 圧力には、動圧、静圧、全圧があります。

 動圧:空気が動いている時(風があるとき)に生じている圧力で、扇風機で風を受けている時に感じる圧力は動圧で  
    す。速度圧とももいいます。

 静圧:膨らんでいる風船は、穴が開いていなければ、膨らんだ状態を保っていますが、このとき風船の内部から周囲の     ゴムを押しつける力が働いており、この圧力のように空気が動いていない時の圧力を静圧といいます。
     しぼんでいた風船に、息を吹き込み、膨らますときは、吹き込まれた空気の圧力は、動圧(速度圧」です。

 全圧:動圧と静圧を足したものを全圧といいます。

 ファンの種類
 
プロペラファン:
家庭で一般的に使われている換気扇です。径を大きくすれば風量は、増やすことができますが、静圧         は低いのでダクト接続には向きません。外壁などに直接取り付けられます。

高静圧プロペラファン:
強力なモーターをつけることにより静圧を高くしたプロペラファンです。大空間に向いており、また静            圧が高いのでダクト接続が可能となります。

シロッコファン(多翼送風機):
水車と同じ原理で、羽根車には幅の狭い前向きの羽が多数付いています。風量を大きく                したり静圧が高くできるのでダクト接続用のファンや台所レンジのファンなど色々な用途に用                いられます。

ターボファン:
シロッコファンと羽車の形態は似ていますが、比較的広幅の後向きの羽がついているのがターボファンです。
他のファンに比較して最も静圧が高くできます。

換気の方式
全般換気:住宅、建物全体を換気する方式
局所換気:住宅、建物の一部を換気する方式(台所のレンジ、トイレ、浴室を局所的に換気する)

換気の方法
自然換気:換気口により換気する方法(風力、温度差、圧力差などの自然の条件で換気量を変動する)
機械換気: 換気ファンのどにより換気する方法(機械力により強制的に排気、給気を行う方式、電気代がかかるが、        確実に換気できる、換気量がある程度測れる)

機械換気の種類(いずれの方法も長所と短所があります)

第1種換気:給気と排気の両方とも換気ファンを用いるもの
給気量と排気量を確実に確保するには最も適しており、給気、排気の各々のファンの能力の決め方により、室内の内部の圧力を周辺より高くしたり、低くしたりすることができます。

第2種換気:給気は、換気ファン、排気に換気口を用いるもの
ファンで室内に給気し、押し込まれた空気により室内の空気が排気口から自然に排出される換気システムです。
(室内正圧)


第3種換気:排気は換気ファン、給気に換気口を用いるもの
トイレや台所など、臭気、熱気、汚染空気が発生する場所に排気ファンを設置することにより、周辺への臭気、熱気、汚染空気の拡散を防ぐ効果があります。(室内負圧)


機械換気の運転方法
      連続運転 常時運転し、汚染、臭気発生源を換気する。
      間欠運転  一時的に汚染発生時のみ換気する(台所、浴室など)

 
空調機器用
自然換気用
シックハウス対策製品


排気型換気システム
群を抜く低騒音・低振動型のファンモーターを採用。軽量換気のスタンダードシステム。

熱交換型換気システム
熱交換機搭載の省エネ・省スペースタイプ。バランス型軽量換気システム。


大型熱交換型換気システム
軽量換気の本格的な別置タイプ。中規模以上住宅向け換気システム。



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